スペインのお土産でおすすめのアリオリソース。
マヨネーズに にんにくが入ったようなものですが、家でも簡単に作れます。スペインでは、パエリアの時によく一緒に出てきます。その他、パンにちょっと塗ってもいいし、焼いたお肉やお魚、イカの鉄板焼き、茹でたエビ、フライドポテト・・・何にでもあいます。忍耐力さえあれば(?!)誰にでも作れる万能ソースです。
材料
※ 材料が入る大きさ(大きめがよい)の乳鉢を準備してください。
● ニンニク 2~3かけ
● オリーブオイル 80~100ml(ニンニクの大きさにもよるので、加減してください)
※オリーブオイルがお勧めですが、普通の植物油でもOK
● 塩 ひとつまみ
● レモン汁 小さじ 1/2~1
作り方
● ニンニクを半分に切り、中の芽をとり除き、適当に刻む
● 乳鉢に刻んだニンニクと塩ひとつまみを入れ潰す
● ニンニクの形がなくなるまでしっかり潰したら、レモン汁を加え混ぜ合わせる
● オリーブオイルをちょろちょろと少し入れ、潰したニンニクと混ぜ合わせる
● 20~30秒混ぜ合わせたら、また少しオリーブオイルを入れ混ぜ合わせる(同じ方向にかき混ぜる)・・・これを繰り返す
● 固まってきたら完成(オイルは加減してください)大体15分くらいでできます。
コツ
● はじめにニンニクを潰すとき、形が全くなくなるまでしっかりと。塩が入っているので、ニンニクから水分も出て、この段階でニンニクはクリーム状になります。
●オリーブオイルを入れ始めたら、同じ方向に、なるべく手を止めずにかき混ぜてください。途中ニンニクとオイルが分離したような状態になっても大丈夫、とにかくぐるぐる同じ方向にかき混ぜます。
そのうち急にクリーム状になります。(生クリームを立てる時と同じ感じです)
● 忍耐強く潰してかき混ぜる、はっきり言ってコツはこれだけです。
アリオリソース うんちく
地中海沿岸で食べる国が多いようですが、オリジナルは古代エジプトからのレシピで、それが、古代ローマ帝国、そしてイタリア、スペイン、フランスなどに広がっていったようです。
同じようなレシピの「TUM」というソースが、トルコやシリアなどでも存在していて、アリオリとの違いはニンニクの量、TUMの方がニンニクの量が多いです。
アリオリの語源は、カタラン語(カタルーニャ地方で話される言葉)で、ALIOLI (スペイン語)→ ALLIOLI(カタラン語)= AJO Y ACEITE (にんにく と オイル)という意味。
アリオリを作る際、卵の黄身を入れるレシピもあるようですが、本来のアリオリはニンニクとオイルだけです。
何にでもあうアリオリですが、
ニンニクですよ~
食べ過ぎに気を付けましょう!