超簡単 元祖バスクチーズケーキ レシピ

TARTA DE QUESO “LA VIÑA”

ここ数年やけに人気のバスクチーズケーキ。スペイン北部、バスク地方、サンセバスティアンの旧市街地にある ”LA VIÑA”(ラ ヴィーニャ)。
この店のチーズケーキが地元でも人気で、その後クチコミでどんどん広がって、日本のバスクチーズケーキ人気の火付け役になったもの。めっちゃ簡単なので、ぜひ試してみてください。

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材料(10~13人分)

お店で実際に作っている分量なので、かなり大きめです。自宅用には半分で計算してください。その場合オーブンで焼く時間も、ちょっと調整してください。目安は上の写真、表面が焦げるくらいまで。半分の量で18cm型でいいと思います。

※トロトロにならなかったというご意見を頂きました。説明が大雑把すぎたためだと思います。(申し訳ございませんでした)実際にラ・ヴィーニャのケーキも、トロットロの時とそうでもない時があります。

人気のお店、ラ・ヴィーニャのレシピを紹介するのが目的なので、材料・分量などはオリジナルの通りですが、量を半分にして210℃で30分以上焼くと中までしっかり焼けてしまいます。中をトロトロに仕上げるには、ある程度温度を上げて(230℃~240℃位)、短時間(20分~25分前後)で周りを一気に焼きあげる、目安は表面が焦げて、中はゆすると揺れるぐらいの生焼け状態です。焼き始めて15分くらいしたら表面の焦げ具合で様子を見て温度と時間を調節してください。(バスクチーズケーキは一般的に真っ黒に焦げてるイメージがありますが、ラ・ヴィーニャのケーキは真っ黒ではありません。)砂糖は多めなので半分の量で作る時は200g→150gでもいいと思います。

【お店で作っている分量】

  1. クリームチーズ 1kg (Fhiladelphia 系)
  2. たまご     7個
  3. グラニュー糖  400g
  4. 薄力粉 スープスプーン1杯くらい(気持ち多めに)
  5. 生クリーム  500ml
  6. クッキングシート
    ※材料は常温にもどしておく

作り方

  1. クリームチーズをなめらかになるまでよく混ぜる
  2. 1に たまごを入れて分離しないようによく混ぜる
  3. 2にグラニュー糖を入れてまたよく混ぜ合わせる
  4. 3に薄力粉を入れてまたまたよく混ぜあわせる
  5. 4に生クリームをいれてまたまたまたよく混ぜ合わせる
  6. 底が抜けるタイプの型に水に湿らせくちゃくちゃっとなった
    クッキングシートをしき生地を流し込む
  7. 予熱したオーブンで210℃で35分位焼く ←ラ・ヴィーニャのレシピはこれですが、分量によっては、もう少し高温(230℃~240℃)で短時間(20分~30分位)で
  8. 表面が焦げてきたら出来上がり(中まで完全には火を通さない) 一晩位冷ます

うまく焼くコツ

このレシピは、実際に “LA VIÑA ” のシェフであるサンティアゴ・リベラさんがケーキを焼いているビデオを見ながら書きおろしたものなのですが、コツ…というほどの事は、特にありません。

たまごも1個ずつ溶きほぐしたものを入れていくとか、そんなこともなく、どんどん7個一気に入れていました。それぞれの材料を加えていくときに、しっかりと分離しないように混ぜ合わてください。

薄力粉、ビデオでシェフはスプーン1杯と言ってますが、見てるともうちょっと入れてます。(かなり目分量です)

焼き上がりは、まだ生焼けみたいで、ゆするとプルプル揺れてますが、それで大丈夫です。
冷めると落ち着きます。(一晩位冷ます)

強いて言えば、コツは長く焼き過ぎないことです。

LA VIÑA界隈の散策

LA VIÑA は、1959年創業の家族経営のお店です。このチーズケーキをかれこれ30年焼いていて、いつのまにやら、スペインでいちばん有名なチーズケーキになってしまいました。
午前中11時にお店はオープンですが、11時半くらいに行くと焼かれたケーキが並んでいます。
一皿 €5、目の前でケーキを切ってサービスしてくれます。

LA VIÑA

レシピだけじゃなくて、いつか実際に行ってみよう と思っている方も たくさんいらっしゃると思います。

サンセバスティアンの旧市街地の楽しみは、散歩しながら100軒以上あると言われるバルに立ち寄って、グラスを片手に、美味しいつまみをつまんで、また次のバルで一杯…と、色んなお店をはしごして行く事。(アルコール飲めない方も大丈夫、水でもオッケーです!)

もちろん、LA VIÑA にも美味しいものが他にもあります。あっちで一品、こっちで一品、バルのにぎやかな雰囲気と楽しい会話のせいか、けっこうすぐにおなかいっぱいになってしまいます。

チーズケーキは、最後の締めのデザートにと、後回しにする方がほとんどですが、最後おなか一杯過ぎて、もう無理~、もしくは、無理にでも食べるぞ!と食べ過ぎてしまう結果になります。

時間が許すのであれば、店のオープンは午前11時なので、朝の散策の途中(近くには、市場があり、街の近郊の畑からの野菜や、チーズなど露店でも売っていて、見ているだけでも楽しいですよ)のお茶休憩の時に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。(16時にいったん閉まるので、午後のお茶の時間には閉まってます。月曜定休日)

街中でトイレを探すのは大変なので、トイレ休憩もかねてちょうどいい時間帯です。

スペインは昼食の時間が遅いので(早くても13時以降)、バル街はそれ以前の時間に開いてはいますが、美味しいおつまみが並び始めるのは、13時以降です。午前中にちょっと休憩で甘いものを食べながら、ゆっくりした時間を過ごすのもいいですね。

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